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中国のステルスロックダウン、見えない戒厳令

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もはやギャグのような光景(10月11日四川省 ロイター)
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画像引用:https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-china-idJPKBN2RM06Z 中国、各地で新型コロナ規制強化 武漢や西寧など _ jp.reuters.com

自主的な強制の愚かさ
ステルス戦闘機はレーダーに映り難かったり視覚的に見えにくいなど分かり難いのが特徴で、ステルス値上げはお菓子の容量を減らして値上げに気づかないようにしている
中国で今はやっているのがステルスロックダウンとも呼べる現象でロックダウンと気づかれないように都市を封鎖し行動制限をしている
日本政府は2020年に「自粛」という謎の政策を打ち出して、まるで国民が自主的にやってるかのように行動制限を偽装した

実際には自粛せず遊んでいる人が居ると政府や人々から罵詈雑言を浴びせられるという、ナチスの治安維持のような手法でした
これは戦前の日本の手法とも同じで、満州開拓団は農村やへき地の青年を開拓者として送り込んだが志願を偽装した強制移住でした
当時山間部は子供が多かったので「何々村から何人」とノルマが通達され、それぞれの村では「何々地区から何人」とノルマが通達された
長男は農家を継ぐので開拓団は次男以下とほぼ決まっていて、開拓団に「出兵」する人も最初からほぼ決まっていました
日本の敗戦が決定的になると満州の日本軍は「軍が守るから絶対にその場を動くな」と命令し、実際には軍が逃げる時間を稼ぐ「捨て石」に利用し数十万人がソ連の犠牲になった
自粛だの志願だのきれい事を真に受けて従うと、最後に捨て石に利用されて満州開拓団のような目に遭います
これが自主的な強制で大戦末期の特攻隊もまったく同じ、拒否すると罵詈雑言を浴びせられ村八分になるので、人々は不同意ながら仕方なく志願した
中国に話を戻すと最近台湾企業ホンハイのiPhone工場でコロナが発生し、従業員20万人を「自主的に」隔離し労働させていたのが発覚した
コロナが蔓延する工場で働きたい人間なんか1人もいないが、これも労働者が自主的に志願して生産を続けている事になっていました
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中国各地で見えないロックダウン

上海、北京、深センなどはロックダウンされていないが行動制限を強化し、人々が気づかないまま実際にはロックダウンしています
新型コロナこと武漢ウイルスが初めて発生した武漢市では再び感染者が増加していて、事実上のロックダウンが再開されている
ゼロコロナは習近平が直接指示した事なので毛沢東語録と同じく撤回はありえず、たとえ中国が滅んでも実行されなくてはならない
毛沢東は1958年に短期間で超大国になる「大躍進」を指示したが、そのせいで3000万人以上がなくなったとされています
大躍進は3年間続けられたが最初の数か月で失敗が明らかになったのに、誰も制止せず意義を唱えた者は処罰された
今のロシアのプーチンと同じ状況で、独裁国家では1人の名誉や威厳を守る事が国を滅ぼしても実行されます
武漢市ではあらゆる飲食店に営業”自粛”が命令され、中国人が好きな外食もほぼ不可能になった
コロナ以前の中国では家で食事をするよりも通勤途中の露店などで外食する姿が見られたが、今は買い物も困難になった
9月初めのCNNでは中国全土で3億人がロックダウンされていると報じたが、今は5億人以上には増えているでしょう
習主席の共産党は中国が欧米より優れていると主張し、その証明として厳しい行動制限のゼロコロナを実施してきた
ゼロコロナは中国や共産主義の正しさを証明するものなので、それを辞めると習近平の威厳が損なわれます
そんな理由で数億人の人を自宅や工場に閉じこめるのが中国だという事は分かります
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