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Amazon Goなど無人店舗、欠点克服できず頭打ち

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有人店舗併設の無人レジは店員の作業を客にやらせているだけで無人ではない
200707-self-02
画像引用:https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1448623_4659.html ローソンのセルフレジを使ってみよう!|ローソン研究所

無人店舗は有人店舗に替わる存在ではない
ネット通販アマゾンの無人店舗Amazon Go(アマゾン・ゴー)は2016年に社内売店として始まり2018年に一般向け営業を開始し大きな話題になりました
Amazon Goはその後全米で26店舗に増えたが、コロナで閉店し2021年は21店舗になった模様です(激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ 2021年09月24日)
Amazon Goは無人なのにコロナに弱く2020年に全店舗を閉鎖したが、スーパーマーケットのアマゾン・フレッシュは2022年に全米36店舗に増えています(同ブログ2022年07月18日)

一方で同ブログによるとAmazon Goの認証システムはアメリカで拡大し、アマゾンの非接触生体認証「アマゾン・ワン(Amazon One)」は導入店舗が増えている
アマゾンワンは手の平を機械にかざすと登録者が認証され、商品を持って店から出ると決済が完了する自動認証システムです
ジャスト・ウォークアウト(Just Walk Out)と呼ばれる無人システムは従来の有人店舗と共存はできないので開店コストがかさむ
登録会員しか入店できないので万引きリスクは低いが、登録しない人への販売機会は最初から切り捨てるのでビジネスが拡大しにくい欠点がある
店の隣に住んでいて店で売ってる商品が欲しくても、会員登録していなければ絶対に購入しない訳です
Amazon Go方式の無人店舗はクレジットカードが必須なのでカードを持っていない人は会員登録すら不可能となっている
この場合クレジットカードは身分証を兼ねているのでお金を入金すれば良いという問題でもなく、入場ゲートで弾かれる場合もあるようです
Amazon Goに似たQR決済の無人店舗がその後中国都市部で増加したが、コロナをきっかけに多くが閉鎖され新規オープンはしていないようです
ハイテクのAmazon Goと対極の存在が最近日本で見かける無人餃子屋などの無人店舗で、システムは農村の無人販売と同じです
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無人のローソン・ファミマには欠点

無人餃子屋の店内には監視カメラがあるが、決済システムは自主的にお金を投入するだけで何らかの商品のカウントすらしていません
ローソンは22年10月に「ローソン ゴー」をオープンし、仕組みはAmazon Goに似ていて登録会員しか店内に入場できないようです
ファミマは以前から無人決済店舗を展開し1000店まで増やす計画を持っていて、入場ゲートから誰でも入店できる
一度に店内に入れるのは10人まででカメラと重量センサーで客を監視していて、他とは違って無人のレジの前に立つと商品と値段が表示される
客は表示された合計価格が3千円だとしたら3千円の現金で払う事もできるし、普通のコンビニのように電子マネーやクレジット決済を選ぶこともできる
ファミマ方式は一度に10人しか入れない欠点があり、展開はビルの中などの小型店舗に限られているようです
ファミマやローソンは有人店舗に無人レジが併設されているが、利用されているのをほぼ見たことがありません
スーパーに設置されている無人レジと同じで商品の2次元コードを一個づつスキャンしたり、「XXXしますか?」の画面で何度も選択しなくてはならず店員より処理速度が遅い
普通のコンビニではレジに並んだとしても3人から5人程度だと思うので、無人レジより有人レジに並んだ方が早いです
カゴに入れた商品の合計価格が自動的に表示されるレベルにならないと、正直使いたくない気がします
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