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今後数年日本は好景気のターンに入るだろう

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1971年以降のドル円レート、単純に円安なら好景気で円高なら不況になっています
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画像引用:https://lets-gold.net/chart_gallery/chart_usdjpy_long_term.php 為替・ドル円相場の超長期チャート _ 金プラチナ相場情報 Let’s GOLD

円安で日本への投資が増えている
ドル円相場は10月に一時1ドル150円をつけ、メディアや如何わしい解説者は「日本終了」「1ドル1000円になる」などと大はしゃぎしていました
このトイレの虫みたいな人たちは騒ぐのが目的なので真実を言う事は決してなく、彼らの夢が実現することも無いでしょう
2022年のドル高円安は欧米諸国がコロナ対策としてばらまいた経済支援でインフレになり、インフレ抑制のために大幅利上げを行ったからでした

政府が数百兆円もの給付金をばらまいたのでアメリカは超好景気になったが、インフレ率は年8%から10%になったので景気を悪化させてインフレを抑える事にした
政府が公定金利を上げると銀行は融資を渋り、企業や住宅を買う人は高金利なのでお金を借りなくなり、景気は悪化するがインフレは収まります
一方日本はデフレ国なので欧米よりかなりインフレ率が低く利上げする必要がないので日米金利差が急拡大しました
2国間の金利差が拡大すると日本でゼロ金利でお金を借りて米ドルに替えて米国に投資すると、それだけで年数パーセント利益がでます
これが急激な円安ドル高を引き起こしたので僅か8か月で1ドル115円から150円になり、日本崩壊とか言われるほど円が安くなった
ところで金利には金利差を利用した投機の他に長期的な法則があり、高金利通貨は低金利通貨に対して必ず下落しています
メキシコペソやジンバブエドル、トルコリラなどが代表格で証券会社などが「有利な高金利外貨投資」と宣伝しているが100%損をします
彼らはプロなので高金利通貨が低金利の円に対して下落するのを知っているが、知っていて客を罠に嵌めるのが証券会社や投資業者です
一般人に置き換えると分かりますが我々平民がお金を借りると年16%くらい、対してビルゲイツのような超富裕層はゼロ金利でお金を借りることができます
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1ドル70円になるがそれまで日本のターン

金利16%の我々とゼロ金利のビルゲイツでは貸す方のリスクが違うのでお金持ちには低金利、信用がない人には高金利で融資します
国の金利もこれと同じでゼロ金利の国は世界から「リスクゼロ」と思われていて、アメリカは今4%なので「アメリカが破産する確率は4%」だという意味です
こういう事なので高金利通貨は長期的に見れば必ず低金利通貨に対して値下がりし、10年後のドルは円に対して安くなっている筈です
では10年後のドル円はいくらになるかというと2011年の円高で1ドル75円だったので、ずばり70円台か60円台になるでしょう
それが日本に与える影響ですが日本は円安で経済成長し円高で不況になるのを数十年繰り返していて。このパターンは今後も続くでしょう
円安は輸出に有利なだけでなくアメリカから見て「お買い得」になるので、外国から日本に投資マネーが押し寄せ好景気になります
日本が好景気になると貿易黒字・経常黒字が増えるのでドルから円に換金されるお金が増え、やがて円高になっていくでしょう
戦後数十年の流れを見ると円高から円高のターン期間は10年から15年ほどなので、今後数年間日本は円安による好景気になります
1995年の超円高の後アジア通貨危機があり、その後円安で小泉景気などの好景気がありました
円高を引き起こすのは貿易などによる経常黒字で、日本は年20兆円経常黒字なので10年間で200兆円もの円高圧力がかかります
重要なのは貿易黒字などで「外貨を稼ぐ」のを辞める事で、自国内で経済成長をしないと次の円高は1ドル50円になるでしょう
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