全方位中立を目指したがすべての国と対立している
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画像引用:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/160685?display=1 「この野郎ども」尹大統領の発言が波紋呼ぶ  _ TBS NEWS DIG (1ページ)



国連決議でロシア・中国非難を拒否

韓国で左派の文在寅大統領の後継者を倒して保守系のユン大統領が誕生したが、韓国内では外交不安定で西側からも東側からも不信を買っていると不評です

記憶では2000年代初頭の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権辺りから韓国政府は日本に加えてアメリカとも反米外交を展開し、在韓米軍撤退や謝罪と賠償を要求していました

大統領が代わるたびに親中ロ、反日米路線が強化され朴槿恵大統領は習近平とプーチンの前で「韓中ロ同盟で日米軍事同盟を倒す」と宣言までした

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2021年の大統領選で日米など自由主義陣営との関係強化を掲げるユン大統領が当選したが、今までの動きからは中ロへの配慮が目立ちます

11月17日のNY国連総会でウクライナが発議したクリミア地域人権決議案を韓国は棄権し、少なくとも自由主義陣営に所属していないようだった

メディアはユ・スンミン元国会議員の「ロシアの顔色を伺っている恥ずかしい外交だ」という意見を紹介したが多くの国民もそう感じた


ウクライナ人権決議には日米欧など自由主義の78カ国が賛成し反対したのは中ロや北朝鮮と仲間たちの非自由主義14カ国だった

ユ・スンミン元国会議員によるとユン大統領は就任以来100回以上ウクライナとの連携を口にしたが、国連決議では「賛成しない票」を投じた

こうした姿勢は一般の韓国人からも不信を買っていて「自由主義国とも中ロとも対立している」と全方位対立外国と指摘されている


22年9月に国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が中国の新疆ウイグル自治区で深刻な人権侵害が行われているとの報告書を出した

日米欧など自由主義国の多くは報告書に賛同したが韓国政府は沈黙を貫き、中国批判になるような発言をしなかった

22年8月にはアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問し続いて韓国と日本を訪問したが、ユン大統領は「休暇中だ」と言って同じソウル市内に居たのに面会を拒否した

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全方位対立外交

ペロシ議長は中国に配慮するバイデン政権の制止を振り切って台湾に行ったが、韓国の対応はバイデン大統領からも不信を買い、おそらく意図的に無視されるようになった

ペロシを無視したユン大統領だったが9月に中国の栗戦書全人代常務委員会委員長が訪韓すると、下にも置かぬ対応をしもちろんユン大統領は面会した

日本に対しては関係改善を要求しているものの、その条件として「日本が謝罪しないから関係悪化した」だから謝罪と賠償が必要だという主張を繰り返している


韓国軍艦が自衛隊哨戒機に迎撃用レーダーを照射した事件では、韓国政府は証拠を突きつけられても事実そのものを否定し「日本軍が威嚇した」と日本に謝罪を要求しています

こうした反自由主義外交の結果中国やロシアや北朝鮮と親密になったかと言うと、3か国は「裏切り者」として怒り心頭に達しているようです

中国はサードミサイルの韓国配備について文在寅政府と「3つの誓い」をさせて、見返りに韓流禁止などの制裁を解除していました


3つの誓いは「サードなどミサイル防衛を追加しない」「将来サードを廃棄する」「日米と軍事同盟を結ばず軍事演習しない」でした

中国政府はユン政権に改めて3つの誓いを確認したが、ユン政権は「そんな約束はしていない」と否定し、ウクライナ情勢を受けてミサイル防衛強化を発表している

韓国はロシアのウクライナ侵攻についてもどちらにも加担しない姿勢をとっているが、アメリカからもロシアからも味方と思われていない


韓国は石油を輸入する中東とも対立し(イラン資産凍結問題)全方位対立外交になってしまっている