一目見てウクライナ兵の方がロシア兵より身なりが綺麗で装備も良い
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画像引用:https://www.npr.org/2022/11/03/1133549136/ukrainian-soldiers-kherson-battle-russia



停戦できない双方の指導者

2月24日にウクライナ侵攻が始まってから9か月が経とうとしているが停戦を巡って水面下で駆け引きが行われています

ウクライナのゼレンスキー大統領は従来クリミアを含むすべての領土を奪還するまで絶対に停戦しないと言い続けていたが言い方が微妙に変化しています

アメリカは独仏や一部の国からウクライナが降伏すればエネルギー危機が解決するという不満が出ているのに配慮してウクライナが交渉に応じるよう働きかけた

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最近ゼレンスキーはプーチンが最高権力者でなくなった場合は後継者と協議すると言い、ロシアの体制変化が必要だと言っています

英国防省によると11月現在でロシアが支配する地域は最大だった3月からほぼ半分にまで減少した

またロシア軍は保有していた精密兵器の80~85%を使用したと推測され今までのペースで使用したら1か月で在庫はゼロになります


またロシア製ミサイルは発電所など大きな建物には命中しているがウクライナ軍のレーダーなどには命中しておらず精度の低さが露呈した

米軍の分析によると11月までにロシア軍、ウクライナ軍双方共に10万人以上の兵士がなくなっていて、この点では両者痛み分けと言える

だが現状で兵士へのサポートや補給では大差があり、ロシア兵は自費で防寒着や靴やテントなどの消耗品を購入している


招集時に自分の装備を用意しておかないとサイズが合わない粗悪品の靴や、1980年代から倉庫に保管してあったものを支給される場合もあるという

一方のウクライナ軍は写真や映像を見る限り食糧や衣類などが充実していて、戦場でも美味しそうな食事をしている

ロシア軍は最近逃亡や敗走を防ぐため部隊後方で逃げてくる自軍兵を打つ部隊を配置していると報道された

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ロシアの目的はプーチンを守る事に変わった

ロシア軍としてはこんな戦争は一刻も早くやめて停戦したいがロシアの権力は軍ではなく伝統的に皇帝や独裁者や共産党にあった

ロシア軍はロシア革命やソ連崩壊で重要な役割を果たしたものの、自らが権力を手にする事はなく党や独裁者の私物であり続けている

権力が自らのものでない以上ロシア軍が戦争を辞めたいと思ってもどうにもならず、命令された通りに前進し敗北を繰り返すだけです


ロシアの権力はプーチン大統領と側近らが握っているが、9月にハリコフ州が奪還されてから明らかに戦争目的が変化しました

ハリコフ奪還以降のプーチン大統領は30万人を動員したり住民投票を強行したり、それまでより強引で強硬な手段に出るようになった

常識的に考えて戦争資源を使い果たし勢いもないロシアが勝利する可能性は少ないが、プーチンの目的は自身の権力維持に移っている


ただ敗戦したのではプーチン大統領は失脚し裁判にかけられ処罰されるので、何かしら勝ったように偽装して撤退する必要がある

例えば朝鮮戦争で北朝鮮は負けたが38度線まで盛り返して引き分けに持ち込み、金政権は今も継続している

プーチンも何かしら「プーチンのお蔭で勝利を得て侵略されずに済んだ」というような戦果を必要としている