砲弾とミサイルがなくなったらロシア軍は馬と槍で戦うのだろうか
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電力不足とロシア離れ

オランダに本部を置く国際行方不明者機関(ICMP)は24日、ウクライナで1万5000人超が行方不明になっていると説明しました

同機関代表者はマリウポリのみでも死者・行方不明者が2万5000人に達する中で、1万5000人という数字は極めて控えめな数字だと語った

強制的に移送された人やロシアで拘束されている人、埋葬された人などの数は不明で戦争終了後の調査は何年もかかると指摘した

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ロシア軍は10月以降ウクライナの電力インフラを攻撃しているが、電力会社ウクエネルゴは、国内電力需要の50%しか満たすことができない状態だと説明している

ゼレンスキー大統領は暖房や水道などを止める事で「ロシアは冬の寒さを大量破壊兵器に利用しようとしている」と指摘している

キエフの気温気温は0度を下回っているが住民の60%は電力供給を受けられず、当局は食料や飲料水、防寒具などを備蓄するよう呼び掛けている


ゼレンスキー大統領は24日、電気やインターネットや暖房や水を使えるシェルター、「不屈センター」と名付けた支援施設を4362カ所に設けた

ロシア主導の「集団安全保障条約機構」(CSTO)は11月23日、アルメニアのエレバンで首脳会議を開いたが各国からロシアに強い不満が表明された

ベラルーシのルカシェンコ大統領は停戦交渉を始めるべきだと指摘し、カザフスタンのトカエフ大統領もロシアに和平交渉を求めた


アルメニアのパシニャン首相はアゼルバイジャンから攻撃を受けたと主張し共同宣言への署名を拒否する場面もあるなどロシアの統率力が失われているのが表面化した

プーチン大統領は各国からの不満に対して、CSTOは第二次世界大戦の勝利で結びついている同盟国だと団結を呼びかけた

アルメニアとアゼルバイジャン間では22年9月に軍事衝突が発生し、同9月にキルギスとタジキスタン間でも武力衝突が発生していた


これらの同盟国同士の紛争はロシアの影響力が衰えたため発生したと考えられている

なおCSTOは同盟国と自称しているが参加国が攻撃を受けても助ける義務は何もないので、実際には協力団体に過ぎない

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弾切れが目前に迫るロシア軍

イギリス軍やアメリカ軍の分析によるとロシア軍は侵攻から9か月で通常砲弾、精密ミサイル、イランから輸入したドローンすべてを使い果たしつつあります

誘導ミサイルの85%を使用したと米軍は分析していて、もう1か月か2か月ですべて打ち尽くす可能性が高い

通常砲弾も「作戦に支障をきたすほど残り少なくなり」、輸入したイラン製ドローンはもうなくなったと見られている


ロシアは半導体や精密部品、加工機械などの制裁を受けているので国内製造は困難、中国は巻き添え制裁を恐れて供給を拒否している

それどころか中国最大のドローン企業DJIはウクライナ軍にドローンを提供し、そのドローンでロシア軍を攻撃した動画が公開されている

中国とロシアの同盟関係とはそのようなもので、両国には正式な同盟を結ぶ条約はなくどちらかが攻撃されても参戦義務はありません


ロシアの砲弾やミサイルはもうすぐなくなる訳ですが、その後ロシア軍はどうするつもりなのかが見えてきません

11月23日頃には一日70発以上のミサイルを発射したが8割を迎撃され、10発程度がウクライナの電力施設に命中し打撃を与えたようです

そんな事をしてもウクライナ市民は困るがウクライナ軍に打撃を与えていないので、ロシアの敗戦を食い止められる訳ではない


砲弾を使い果たしたロシア軍はもう素手か化学兵器、核兵器しかないがいずれも大騒ぎする割りに相手に与える打撃は大きくありません

化学兵器や小型核兵器で被害があるのはせいぜい周囲1キロの民間人だけ、またもやウクライナ軍には被害なしでロシアへの国際非難が強まるばかりです