今まで使っていた短距離ミサイルはもう打ち尽くした
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画像引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220409-00290580 ロシア軍はトーチカU弾道ミサイルをまだ保有している(JSF) - 個人 - Yahoo!ニュース



ロシアのミサイル不足が深刻

イギリス国防省は11月26日ロシア軍はミサイル不足に陥っているため、核弾頭を取り外した1980年代のミサイルを使用していると指摘した

ウクライナ軍の防空システムに負担を与える狙いがあると指摘し「ロシア軍の短距離ミサイルが枯渇している」と分析しています

米国防省も最近ロシア軍は砲弾やミサイルの不足で作戦に支障が出ているようだと分析し、新たな生産は難航していると指摘していた

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ロシアは欧米の経済制裁で半導体・精密部品・工作機械などを輸入できなくなっていて、精密誘導ミサイルを生産できないとみられる

英国防省は11月23日にロシア軍はイランから輸入した自爆ドローンを使い切ったようだと分析し、最近の攻撃で使われていないとも指摘しました

イラン製ミサイルを輸入したという報道もあったが今のところ着弾したミサイルにイラン製のものは見つかっていません


また中国は侵攻当初からロシアへの軍事協力を拒否していて、欧米からの経済制裁の恐れがある軍事支援は今後もしないでしょう

自分の試算ではロシア軍のミサイル在庫はもう1か月はあると思ったが、高価で時代遅れな核ミサイルに通常弾頭を搭載して使用しているのを見ると、小型の短距離ミサイルがなくなったようです

ICBMのような大型ミサイルはこの戦争では使いにくく、通常弾頭で使用したとしてもアパート1棟を破壊するのが関の山です


プーチン大統領は11月25日、モスクワで兵器製造国営企業で演説し「特別軍事作戦に関するロシア軍部隊の需要を満たすのが最優先の課題だ」と演説した

報道によるとイランは9月以降、ロシアに弾道ミサイルを輸出する合意をしたとみられ今後イラン製ミサイルが戦場に姿を現す可能性が高い

イランは射程300キロ前後の弾道ミサイルファテフ110と射程2000キロ以上のシャハブミサイルを合計数千発保有している

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イランのミサイル提供を受けてもロシア不利

ロシアに輸出する可能性が高いのは小型で保有数が多いファテフ110の方でしょう

ファテフ110はソ連やイラクが使用していたスカッドミサイルや北朝鮮の中距離ミサイルに似ていて、車両に搭載し車両の上から発射します

ファテフ110の発射車両は通常の大型トラックと同じ大きさであり、貨物船のコンテナの中などに容易に隠すことができる


従って西側諸国がファデブ110のロシア搬入を防止するには全ての貨物船を海上で停止させ検閲しなくてはならない

考えただけで非常に厄介でおそらく不可能だという事が分かり、数百発程度がロシアに搬入されると見て間違いない

イランは既に西側諸国から経済制裁されているので、むしろロシア支援を「制裁を解除させる取引材料」だと考えています


これは北朝鮮も同様ですが彼らは既に強い制裁を受けているので新たな制裁を恐れておらず、もっと挑発して制裁を解除させようとします

ウクライナ軍は旧ソ連製対空ミサイルや欧米から提供された防空システムで6割から8割を迎撃しているが、誤射による被害も出ている

11月15日にポーランド東部に落下したのはウクライナ軍が発射した対空ミサイルの流れ弾と見られ、今後もそのような被害が出る可能性がある


9月26日にはウクライナ軍戦闘機が発射した対レーダーミサイルが目標に命中せず集合住宅に落下したが人的被害はなかったようです

ロシアがイランからミサイルを輸入できたとしても数百発で、1か月もしないうちに打ち尽くしてしまうので戦局を変えるには至らない

ウクライナ軍はロシア軍のミサイルを防止できる長距離兵器をアメリカに希望していて、ロシア本土に届くミサイルを意味している


最近ウクライナはロシア本土の石油施設を攻撃するなどしていて、ロシア側への攻撃姿勢を強めている