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テスラ株がピークの1/4で評判もがた落ちになっている

テスラは板金できないのでこれで300万かかる
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画像引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/454811/blog/45776653/ 「テスラは修理費用が高い?」湘Nyan!のブログ | 家族と経済情報と たまにクルマ – みんカラ

テスラ株を買っていたのは仮想通貨層だった
EVメーカーテスラは解決困難な多くの問題が同時発生し株価が暴落、22年12月28日時点で109ドルだがピークの21年11月は407ドルだった
ドル建てで27%に下がったのだが、円安が進んだので日本円で計算すると約32%になり日本の投資家は少しお得(?)だったのかも知れない
12月27日にテスラ上海工場で減産を計画しているという報道があり株価は10%下落したが、大きな流れとして22年9月の309ドルをピークとした下落が始まっていました

21年11月を頂点として一度254ドルまで下げたが生産実績が過去最大になって盛り返し、22年9月に309ドルをつけそこから坂道を転がるように暴落している
22年10月から11月にかけて米仮想通貨大手のFTX破綻がありビットコインが暴落、ビットコインの最高値は21年11月の6万4400ドルでした
テスラ株とビットコインはほぼ同じ日に最高値をつけて、テスラ株が盛り返した22年9月にビットコインも少し盛り返していました
テスラ株は自動車株や自動車産業よりビットコイン価格と連動していて、この事はテスラ株を買っていたのが仮想通貨で投資するような層だったのを伺わせる
トヨタの株価は円安や最近の円高の影響もあって、テスラとビットコインのような連動性は見られませんでした
テスラの車については創業以来ずっと悪評や欠陥が指摘されてきたが、すべてを跳ね返すかのように年平均60%以上も販売台数を増やしてきた
今までの後発自動車メーカーでは考えられなかった事で、バックトゥザフューチャーのデロリアンのように「良い車だった」と言われるが消え去るのが常でした
テスラが市販第一号のロードスターを発売したのはリーマンショックが起きた2008年だったが、結果としてこれ以上ない最高のタイミングでした
当時アメリカ政府と中央銀行FRBは経済崩壊を防ぐため無限大金融緩和をしていて、既に倒産した会社の社債を額面で買い取ったりしました
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テスラを作った夢のような時代

新興企業にとって資金調達が非常に楽になり、金融危機は2009年後半には終息し2010年からアメリカ経済はドラッグレースのように急加速しました
好景気に乗ってテスラのEVは飛ぶように売れ、ゼロ加速はフェラーリやポルシェより遥かに速い安価なスーパーカーとして人気を得た
テスラSやXの価格は1200万円ほどだったがフェラーリは4000万円くらいするので、加速力を比較するとテスラは安かった
2010年代になると地球温暖化が問題視されCO2を(車本体から)排出しないテスラのEVは時代の寵児になっていきます
カリフォルニア州はテスラに多額の補助金を出し、2010年代のテスラの経営は政府や州からの補助金で成り立っていました
2020年に新型コロナが大流行するとガソリン車の生産が各国で止まってしまったが、テスラは逆に生産台数を大幅に増やしてシェアを奪い取った
この頃からテスラの問題が表面化してきて一つはEVのライバルが増え2008年に100%だったEVシェアが22年は12%程度に下落しました
テスラは欧米ではEVトップシェアだが徐々に占有率を減らし、特に中国ではBYDなどに次ぐ3位が定位置になっています
シェアを落としている大きな要因は品質の悪さで、2008年から言われていたが生産台数が100万台を超えると問題が噴出した
新車時からガタついていたりドアが歪んでいるのは良いとして、内装も手でつかむと剥がれたり既存のガソリン車メーカーより劣っていました
さらに問題なのは出火や爆発や自動運転の誤作動で、世界でかなりの人がなくなっているがテスラは「ガソリン車や人間による運転より事故は少ない」として認めていません

人の口に戸を立てるテスラ


かなり前にアメリカの自動車評論家がテスラをドライブし「冬は可能走行距離が短くなる」という記事を書いたところ、テスラは車両データを示して記事を訂正させた
テスラは車のデータを送信させ取得していて、これを盾に「訂正しないなら告訴して賠償金を払わせる」と記者に圧力をかけたと報道された
その数年後にやはりアメリカでサスペンションの不具合があった時、不調を訴えたユーザーに「修理してほしければ誓約書にサインしろ」と要求したと報道された
最近も日本とアメリカのユーザーが「凹んだのを修理したら数百万円請求された」という報告をツイッターや動画やブログで報告していた
彼らによるとテスラはアルミ合金を多用したり構造上の問題からパーツを外して板金出来ず、周囲のパネルを丸ごと交換しなくてはならない
ボディが凹んだアメリカのユーザーは街中の修理工場で修理不可能だと断られ、修理にはやはり2万ドル以上がかかると訴えていた
自社製品に問題や不具合があっても絶対に認めず、発言や報道を封じる事でテスラのブランドイメージは維持されてきた
人の口に戸を建てても中古車価格は正直で、テスラ中古車を売った時の買取価格は一般的なガソリン車より下落率が高いとされている
これはその中古車を買ったときのコストが高くなると中古車店は見積もって価格を出すので、値段なりの価値という事になります
アメリカ人は新車を買って中古車として転売する時の価格差にシビアなので、下落率が大きい車を避ける傾向があります
個人的にはテスラは欲しくないです
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