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混乱するブリックス、ブラジルは国会襲撃

BRICsは自由のない変な国の集まり
Informal_meeting_of_the_BRICS_during_the_2019_G20_Osaka_summit
画像引用:https://en.wikipedia.org/wiki/BRICS BRICS – Wikipedia

ブリックスの壊れた夢
BRICsは投資銀行ゴールドマン・サックスの経済学者ジム・オニールが2001年に提唱したアイディアで、ブラジル・ロシア・インド・チャイナを次の時代の大国に指名した
当時先進国より新興国の成長率が上回り始めていて、そのまま続くとやがて現在の先進国と新興国の地位が逆転すると推測された
その筆頭が中国で当時10%を越えていた成長率がそのまま続くと2030年代にアメリカのGDPを越え超大国になると言われていた

ブラジル・ロシア・インドは現在のG7に代わる先進国になり、南アフリカ・アルゼンチン・イラクがブリックスへの参加を表明しているがそういう組合や団体がある訳ではない
ブリックスの次の新興国として「MINT」、「PPICS」、「CIVETS」などがありそれぞれアフリカやアジアなど新興国の頭文字などをとっている
BRICの4か国で最初に失速したのはブラジルで2000年代の成長率は1%から6%台だったものの2010年代は4%以下になり、2014年以降2%を超えたことが無い
ロシアはプーチンがエリツィン政権首相として実験を握った1999年から2008年まで4%から10%台の高度成長が続き、2009年リーマンショックを挟んで2013年まで高成長が続いた
2013年からウクライナ紛争への介入で欧米と対立し成長率2%を超えたのは18年と19年だけ、20年からは新型コロナ、22年はウクライナ侵攻平均するとゼロ成長です
インドはそれよりかなり良く2000年代は3%台後半から9%台、2018年までは6%台から10%台、コロナで落ち込んだが22年は6%成長になっています
中国は2010年まで10%成長、15年まで7%、18年まで6%、19年に5%、20年は2%、21年は反動で8%だが22年は3%と見られている
中国の成長率が階段状に下がっているのが分かり今後は3%台から2%、1%に下がると予想しています
中国は22年に人口減少が始まり経済成長によるコスト増で競争力が低下、長年の債務が蓄積され返済に窮している
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BRICsは反民主主義の会?

中国経済や財政は秘密の部分が多く、政府発表の数字が正しいのかどうかも分からない
中国の政府債務は様々な項目に付け替えられていて、GDPの根拠も示しておらず、人口統計も突然数百万人の新生児を「発見」し追加したりしている
数字を操作しているのは確実だがどの程度操作しているのかは分からず、中国の成長率が年々低下しているのだけは分かります
BRICsのブラジルに話を戻すと大統領選を巡って大混乱し首都ブラジリアで23年1月8日、ボルソナロ前大統領の支持者が議会などに突入した
前大統領の支持者は新大統領の当選無効を主張し、議会や裁判所や大統領府を占領する事で政府を転覆させようとした
2022年10月30日にブラジル大統領選があり左派のルラ元大統領が返り咲き勝利、2017年に汚職で有罪になり2018年の大統領選は服役中だった
ボルソナロ前大統領は右派でロシア支持を公然と表明しG7やウクライナを批判、LGBT反対、国家主義的な発言をする事が多かった
ルラ新大統領はロシアと親しいのは同じで親中派と言われていて、貧困対策を重視し国家主義的な言動は少ない
BRICsのIのインドもロシア制裁に参加せずロシア産エネルギーを購入し資金提供し、ロシア産兵器を購入し軍事交流も盛んです
この連中の特徴は反民主主義で国家主義、周辺の諸民族を侵略して被害者になりすまし、欧米を批判するのが好きです
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