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1か月で6億人から9億人がコロナ感染した中国

河南省の駅、1月2日
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画像引用:https://www.bbc.com/japanese/64219078 中国河南省、9割近い8850万人が新型コロナウイルスに感染=保健当局 – BBCニュース

大都市では80%以上が感染
22年12月初めにゼロコロナ規制を解除した中国で大規模な感染拡大が起きたのが分かっているが、中国政府は秘密にしているため何人感染したかは不明だった
欧米の専門家は12月に一日あたり1000万人から4000万人が新規感染していると推測したが、中国政府の発表では規制解除後にむしろ減少している
ゼロコロナ解除は12月10日ごろだったが政府発表のピークは11月29日から12月2日で一日平均7万人程度、それが12月20日には一日4600人に減少している

中国政府は12月25日にコロナの新規感染者数の発表を中止し、前日24日の感染者数は2940人、死者は0人でした
振り返るとこの頃が感染のピークだったと考えられ、毎日数千万人が新たに新型コロナに感染したと推測されています
正月6日頃に中国メディアは全土で約6億人が感染したという推測を一斉に報じ、中国疾病予防センターの曽光氏は北京市の80%が感染したとの見方を示した
今回の流行は大都市ほど感染率が高く田舎で少ない傾向を示し、その後地方都市や農村部に感染が広がるという経緯でした
北京大学の馬京晶副教授らの研究チームの推計では感染者が累計で9億人に達し、既に全中国人の6割が感染している
22年11月時点まで中国はゼロコロナ政策によって感染者が非常に少ない「無菌室」状態だったのに、わずか1か月で9億人が感染した事になります
河南省の衛生健康委員会の闞全程主任は23年1月9日、人口の89%にあたる約8850万人が最近数週間で新型コロナに感染したとメディアに説明した
河南省での発熱外来来院者数は22年12月19日がピークでその後は減少傾向になり、感染のピークは過ぎたとも話していた
北京もほぼ河南省と同様な状況だったと考えられ、北京大学が推測した感染者80%以上も河南省の感染割合に合致しています
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感染慣れしてきた中国人

ゼロコロナ時代には新型コロナ感染を非常に恐れていたが多くの人は「感染してみたが大したことが無かった」などと言うようになりました
「風邪と同じで大した事は無かった」という人もいて、「感染していない人お断り」という商店や飲食店も存在する
在住日本人の報告によると都市部で入店しようとすると「コロナに感染しましたか?」と質問され、感染していなと答えたら入店を拒否された
理由はまだ感染していない人が入店すると移すおそれがあるからで、既に感染した人だけが入店できるという
このように一度感染すれば安心だというような新常識が広まりつつあるが、これは若い人だけに限られるかも知れません
日本での年齢別新型コロナ死亡率を見ると40代まで0%、50代は0.1%、60代0.4%、70代1.6%、80歳以上5.0%と急激に上昇している
50代前半までの人にとって新型コロナは「風邪みたいなもの」だが70代以上の人が感染すると重体化する確率が高い
中国では風邪の症状を緩和する薬が品不足で、特に日本製のパブロンゴールドSは即効性があり転売対象になっている
若い人は熱などの症状を緩和すればそのうちに回復するが、高齢者ではかなりの人がなくなったでしょう
仮に感染者の1万人に1人がなくなったと仮定しても、9億人が感染したなら9万人がなくなったことになり、通常各国のコロナ死亡率はもっと高い
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