レオパルド2は性能が凄いわけではなく、欧州標準戦車なのでたくさん余っている
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画像引用:https://breakingdefense.com/2023/01/ukraine-gets-its-tanks-poland-sending-leopard-2-and-other-nations-may-follow/



ドイツの定まらない立場

ドイツ政府はウクライナ軍が自国製戦車でロシア軍を駆逐するのを好ましく思っていないようで、レオパルド2の提供に応じていない

ウクライナのレズニコフ国防相は23年1月20日、ポーランドでレオパルト2の訓練を行うと述べた

アメリカは主力戦車M1エイブラムスの要請を受けたが、構造が複雑で訓練や整備が難しいという理由で拒否したが本音は戦車を提供したくないと思われる

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イギリスは主力戦車チャレンジャー2の提供を決め、フランスはAMX-10RC装輪戦闘車両の提供を決める等各国の軍事支援に隔たりがでている

バルト3国やポーランド、英国など欧州11カ国の国防相らは19日、エストニアでウクライナ支援を協議し、ドイツとスペインを除く9カ国が「前例のない支援」共同声明を発表した

ドイツは対空ミサイルなどは提供するもののロシアを攻撃する兵器の提供を拒み、レオパルド2の提供にも応じていない


旧ソ連のバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)やポーランドはウクライナ支援に積極的でドイツに戦車の提供を要求した

レオパルド2は欧州各国で使用されたが仮にドイツが拒否したまま提供すると、おそらく補修部品などの提供もドイツは拒否する

ウクライナのゼレンスキー大統領はショルツ独首相が戦車供与に慎重なことについて「ウクライナの守勢を目の当たりにしながら、政治的意思が欠けている」と批判した


なおショルツ首相はロシアのウクライナ侵攻後に「プーチンとは親友で今も毎週電話する仲だ」と言ったことがある

ドイツの国防相は「ロシアが侵攻するというのはウクライナの妄想だ」と言ったり、兵器を要請したのにヘルメット数万個を送り付けたりした

ドイツはその後批判を受けて対空戦車ゲパルドや対空装備、さらにパトリオット提供も決めたが「ロシア兵を攻撃する兵器」の提供を避けている

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ロシアは北朝鮮から兵器かき集め

一方のロシアは北朝鮮から兵器を輸入しているとして、アメリカは証拠写真を公表し新たな制裁措置を取った

23年1月20日、米政府は北朝鮮がロシアの民間軍事会社「ワグネル」に武器を供与した証拠写真を公表した

写真は北朝鮮の貨物列車がロシア領内に乗り入れている様子で、この中に歩兵用ロケットとミサイルが積載されていたと説明している


米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官はワグネルを「国際犯罪組織」に指定し、追加制裁を科すと表明した

カービー氏によると2022年11月18日にロシアの鉄道車両が5両、北朝鮮に入り19日に武器・弾薬を載せた列車がロシアに戻った

この頃ロシアが北朝鮮から砲弾などを輸入したと報道されていたが、北朝鮮は応じず失敗したようだという報道もされていた


カービー氏はワグネルの兵士5万人のうち4万人は囚人で1万人が雇い兵だと推測し、ロシア軍と対立が起きていると指摘した

ロシア、ウクライナともに兵器や砲弾が不足しているが、ロシアは最新兵器が枯渇した分を数十万人の徴兵で補おうとしている

ウクライナは兵士の損失を避けようとしているが、米英の分析によると両軍兵士の損失は同じ程度だとも言われている


兵器や兵力が不足すると前進せず拠点に居座って守るほうが損失が少ないが、これは長い膠着を引き起こす

ウクライナの兵器や砲弾不足を解消するにはウクライナ国内で生産する必要があるが簡単ではない

ロシアはもともと全ての兵器を国産していたが経済制裁で電子部品や工業機械を輸入できなくなり、かつての数十分の一しか生産できない