両軍が1か月奪い合ったソレダルの塩鉱山、実はここにはなにもない
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画像引用:https://s4.aconvert.com/convert/p3r68-cdx67/a56th-xjrw5.jpg



ソレダルの勝者はワグネル

ウクライナの英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」は23年1月22日、ウクライナ軍がソレダルから撤退したと報じた

ソレダルはドネツク州バフムートから10キロほどの小さな町で元の人口は1万人だが現在は無人で塩鉱山があるだけです

最近数週間ロシア軍のワグネルはソレダルを占領したと何度も発表し、ウクライナ側は占領されていないと反論するやり取りを繰り返していた

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結果を見るとロシアの発表が今回は正しくウクライナは敗戦の情報を隠していたが、このパターンは過去に何度かあり初めてでは無かった

南東部の都市マリウポリでアゾフ連隊が戦ったいた頃ロシア軍は包囲し占領した発表したが、ウクライナが否定するやり取りを繰り返した末に残った数百人が投降した

東部の都市セベロドネツクでもロシアは占領したと言いウクライナが否定する応酬があり、結局ウクライナの発表は嘘だった


このパターンになった場合は現地のウクライナ軍は大苦戦していると考えて良く、おそらく一つか二つの部隊が玉砕命令を受けて戦っている

マリウポリでもセベロドネツクでもウクライナ軍は「捨て駒」の兵士数千人を残し、最後まで救済せず戦わせました

ソレダルでは残された部隊がCNNの取材に応じ「周辺の部隊はすべて撤退したのに自分達だけ”最後まで戦え”と命じられた」。「自分たちは見捨てられた」と語った


第46独立空中強襲旅団指揮下の部隊と思われるが、他の部隊が安全に撤退する為の捨て駒として、最後まで戦うよう命じられたようです

英BBCも1月19日、将来的な反撃を視野にウクライナ軍はソレダルから戦術的に後退したと報じた

ロシア軍は半年前からバフムートを攻略しようとしていいて、ソレダルの近くの小さな村も最近占領したと発表している

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ロシア軍は第二次大戦の火砲を持ち込んだ

露国防省は12日夜にソレダルを制圧したと発表、米政策研究機関「戦争研究所」はソレダルを占領してもバフムートを占領出来ないと分析した

バフムートは半年以上もロシア軍の絶え間ない砲撃に耐え、周辺は塹壕や要塞を設置してロシア軍に抵抗している

ロシア軍は最初全土で「毎日10万発」の砲撃をしているが、今は一日数十発砲撃したのがニュースになっている


ロシア軍の砲弾や弾道ミサイルは既に使い果たしたと見られ、現在は艦船や航空機の対艦ミサイルで都市攻撃をしているが、やがてそれも在庫ゼロになる

またロシア軍は最近第二次世界大戦で使用したD-1 152mm榴弾砲を前線に持ち込んでいて、ワグネルが使用している写真もSNSに投稿された

おそらくそれは「囮」で適当に発射してウクライナ軍が反撃すると、敵の所在地に本隊が攻撃するのではないかと思います


だがそれだけ火砲や砲弾がなくなってきているのは事実で、北朝鮮からも輸入したらしいが北が用意できるのは消費する1か月分程度でしょう

ロシア軍がバフムートを攻略するには大量の火砲が必要で、それが用意できなければ確かに占領は無理な気がします

一方のウクライナ軍は春の反撃のためにドイツ戦車レオパルド2を大量確保しようとし、拒否するドイツ政府への圧力を強めている


レオパルド2は現代では強力ではないがソ連製戦車よりずっと高性能で、NATO標準戦車だったので大量に配備され各国で数百両は用意できる

10月頃にウクライナ軍は戦車を大量に投入し東部を奪還したが、ロシア軍は戦車による攻撃に弱いと思われます

ウクライナ軍は攻めて来るロシア軍を待ち伏せで撃退するのを得意としているが、奪われた領土を奪還するには待ち伏せではだめです