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アメリカで再びホームレスが増加、家賃高騰で追い出し

カリフォルニア州ソノマ郡の公園にある自転車道


画像引用:https://www.the-sun.com/news/281387/california-homeless-camp-sonoma-county-cleared-health-emergency/

家賃を払えずホームレスになる人が増えている
アメリカで再びホームレスが増加しているがアメリカの貧しさではなくむしろアメリカの豊かさ、住宅コストの上昇が住む家を奪っている
アメリカではコロナ以前に州都の都市でのマンション賃貸価格がワンルーム(2ベッド)で約1500ドル(当時18万円)、ファミリー向けは2500ドル(30万円)以上だった
それが新型コロナ後のインフレでワンルームは2500ドル(30万円以上)、ファミリー向けは4000ドル(52万円)以上する

もっとも高いNYは4000ドルだがこれは市全体の数字で中心部はワンルーム家賃が5000ドル(65万)になっているという
シリコンバレー周辺もワンルーム3000ドルなので年間家賃は390万円、自動車は必須で光熱費がかかり税金も取られ食費も必要になります
かなりの貧乏生活をしてもシリコンバレーでは年収600万円必要で、マンハッタンではそれが年収800万円に上がる
シリコンバレーで年収500万円の人やマンハッタンで年収700万円の人は赤字なので、他人と共同生活するかホームレスになる
家賃3000ドルは中心部の日本でいうマンションの相場で、郊外のトレーラーハウスなら月額2000ドル(30万円)程度で借りれる
もっと安い部屋もあるが家賃が下がるほど民度も下がるので治安が悪化し、いわゆるスラム街のようになります
アメリカではホームレスが60万人くらいいるが、車上生活者や低価格ホテルや支援シェルター生活者も含まれている
日本ではネカフェ難民や車上生活者をホームレスに数えておらず、純粋に路上生活やテント生活者だけをホームレスとしています
車社会アメリカでは日本と違って自動車を保有吸う事に税金はかからないので、多くの人が車上生活をしている
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月4000ドル(52万円)の収入でもテント生活

路肩や大きなスーパーや公園などに車を止めて、朝になるとスーツを着て会社に通う人も多い
収入がある人はキャンピングカーや高級バンを買うが、低収入や無職で車を買えない人は路上生活になります
路上でもテントがある人とない人がいて、最近アメリカではテント生活をする人が増加しています
アメリカ全土で地価上昇にともなって家賃を値上げし、一方的に入居者に支払いを迫る大家が非常に多い
日本では家賃不払いで強制退できるのは半年程度経ってからですが、アメリカでは州によって一日でも滞納したら退去させることができる
多くの州では一か月滞納したら退去する事になっていて、家賃を払えないと翌月にはホームレスになります
アメリカの給料が日本より高いのがニュースになるが、フルタイムで時給20ドル(2600円)稼いでも家賃が払えずホームレスになっている
時給20ドルで一日8時間働いて25日勤務だと4000ドル(52万円)にもなるが、家賃が3000ドルだとしたら生活できない
ある調査では新たにホームレスになる人の70%はフルタイムで働き、悪くない収入を得ていました
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