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欧州各国はウクライナに戦車300両に続いてF16提供も協議

ポーランドのF16

画像引用:https://www.flightglobal.com/picture-polish-air-force-receives-new-batch-of-lockheed-martin-f-16-fighters/77662.article

戦車合計321両

ウクライナのオメルチェンコ駐仏大使はフランスのテレビ局BFMに対し23年1月27日、各国からウクライナに戦車321両の提供が確約されたと述べた

米国は主力戦車「M1エイブラムス」31両、ドイツはレオパルト2を14両、英国はチャレンジャー2を14両の提供を表明している

オメルチェンコ駐仏大使は届く時期は供給元や型式で異なり、「8月では遅すぎる」として欧米諸国と協議で調整すると述べた

過去にドイツは対空装備などの提供を早々と表明したが、実際にはロシアに配慮して数か月も引き渡さず、ドイツ以外からの兵器提供も妨害した

今回もドイツは欧州各国の要求に屈して「しかたなく」戦車提供を表明したものの、実際にレオパルド2の提供を妨害する可能性はある

ドイツ政府は1月25日ウクライナへドイツ製戦車「レオパルト2」を供与すると発表し、同戦車を運用する他の国がウクライナに提供するのも認めると発表した

補修部品や砲弾や製造機械をドイツ政府が握っているので、ドイツが妨害すれば戦場で次々に故障して放棄される可能性が高い

今まで米国製高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」が大きな効果を上げてきたが、戦車は最も強力な攻撃兵器になると専門家は指摘している

米国防総省のシン副報道官は1月26日、供与するエイブラムス戦車の型式は「M1A1」の改良型「M1A2」になると説明した

ロバート・エイブラムス退役陸軍大将は両戦車の違いについて、アナログ式ダイヤル電話とiPhoneくらい違うと説明した

米国にM1A2戦車の余剰在庫はなく、ウクライナへの供与には「数カ月」を要する見通しだという

ここでもドイツと同じく「かっこよく表明して実際には引き渡さない」行為が予想され、ウクライナ軍は旧式のM1A1でも今すぐに欲しい筈です

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アメリカとドイツの自重がロシアを後押しした

またエイブラムズ戦車はレオパルド2など大半の戦車がディーゼルエンジンなのに対しガスタービンで、イラクに派遣したのと同じように米軍がインフラを用意しなくてはならない

するとウクライナ国内で米軍がウクライナ戦車に燃料補給したり、少なくともウクライナがそうできるようサポートしなくてはならない

M1A2は最近の高級車のようにデジタル化が進んでいて、故障個所を自己診断したり戦車同士や地域全体の情報を共有したりできる

もちろん夜間暗視装置や自動照準などがついて、装甲は強力でジャベリンのような携帯式対戦車ミサイルでは破壊できない

各国が戦車提供を表明した時ウクライナはF16戦闘機も要求し、ロッキード・マーチンはF16戦闘機を供給する準備ができていると表明した

セントジョン最高執行責任者(COO)は、F16を保有する国がウクライナに同機を再輸出するという話が出ていると語った

米独政府はこれを否定したが英紙フィナンシャル・タイムズによれば、欧州防衛当局者の間で既に「初期段階」の協議が進められている

アメリカとドイツ政府はロシアを刺激する事で戦争を拡大すると主張していたが、実際には「ウクライナに兵器を援助しないから拡大している」という実態がある

ロシアはアメリカやドイツがウクライナを支援しなければ益々攻撃を強化するので、支援を自重しても拡大を食い止める効果はない

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