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北朝鮮をおそう食糧難と寒波、金一族は優雅な生活

冬はマイナス30度になる茂山

画像引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Musan_County Musan County – Wikipedia

マイナス30度暖房なしの生活

22年末から23年年明けにかけて北朝鮮では食糧難が起きてかなりの被害がでているという報道が複数のメディアからされていました

北朝鮮関連の情報源は偏っているので一つの報道だけだと誇張されている場合があるが、今回は外部に情報が漏れるほど深刻な事態らしい

北朝鮮の内部情報は韓国の諜報機関や民間団体が入手し、情報を扱う人や機関にとって都合よく抽出されている場合もある

アジアプレス・ネットワークによると1月に日本を襲った寒波は北朝鮮でも大寒波をもたらし、咸鏡北道の茂山では寒さのためなくなった人がかなり居た

茂山は北朝鮮最北部に近くアジア最大の鉄鉱山がある場所で、多くの作業員がここに送り込まれて採掘作業をしている

資本主義国では鉱山で働くのは金を得るためですが北朝鮮では職業は国が決め居住地も国が指示し役職や報酬も国が決めています

北朝鮮の階層では首都平壌が最も好待遇で身分が高く、田舎やへき地に行くほど階層が下がり生活水準も低下していきます

最北の鉱山に進んでいきたい人は居らず、何らかの罰を受けたり親が属する階層が低い人などがこうした場所に送り込まれて生活しています

その茂山では1月に洞窟や畑の藁の中などで寒さのため住民がなくなっているのが発見され、命令された居住地を離れた流浪者だったのが分かった

北朝鮮では国が決めた家に住み国が決めた職場で働くのは命令であり、勝手に居住地や家を離れるのは犯罪になります

居住する地域を離れて旅行するには旅行許可書が必要で、本人の希望による移住や職業変更はコネがないと難しい

北朝鮮では新型コロナが発生した2020年から収入を失った都市住民が困窮し、ホームレスになったりでテントを張って暮らす人が増えていた

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かつてコンビニがあった町で食糧難

茂山の冬の最低気温はマイナス30度で室内でも暖房が必須だがガスや石油暖房はなく、粗悪な着火炭や低品質な練炭を使う家庭が多い

日本で売っている練炭は最高品質のものですが北朝鮮では1個7円程度で煤が多いものが売られていて、着火炭はもっと安い

炭は一日10個ほど燃やすので月に1000円から2000円程度だがそれすら買えない家庭は真冬でも暖房なしで生きなくてはならない

都市住民には食糧の配給があるが農村は農作物があるので配給がなく、不作で農作物が取れなければ食べるものがなくなります

韓国の聯合ニュースによると南北共同事業の工業団地があった開城市で、毎日数十人が食糧不足のためになくなっている

開城工業地区では2016年まで韓国企業が操業していて当時はファミリーマートが出店しチョコパイが大人気だというニュースもありました

韓国製のチョコパイが通貨やワイロとして流通しているほどで金正恩が直々に国産チョコパイ開発を指示したが、結局国産化は失敗した

開城は他地域の人が羨むほど豊かで恵まれていたのだが、南北事業停止から僅か数年でこのような事態になった

政府は飢饉の村に無償配給を決定したが、おかしいのは配給するために配給量の一部を返上させたり農民に米の献納を呼び掛けた

北朝鮮は核開発とミサイルの制裁で化学肥料の輸入ができなくなり、人のたい肥で補っているが収穫量が激減したと言われている

一方金正恩は娘のキム・ジュエを度々公式な場に登場させ、写真を見るとこの一族は以前にも増して優雅な生活をしている

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