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新型コロナは武漢研究所から拡散と報道

武漢のウイルス研究所(30°22’34.9″N 114°15’45.7″E)の建物

画像引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-06/QD0MT9DWX2PT01 新型コロナに類似した標本、7年前に武漢研究所に送付-Sタイムズ紙 – Bloomberg

再び研究所流出説

23年2月26日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは米エネルギー省が「研究所から漏出した可能性が最も高い」と結論づけたと報じた

ホワイトハウスと主要議員に向けて書かれたエネルギー省の機密報告書には、中国にある研究所でのミスが原因でウイルスが拡散した可能性が高いと書かれていた

WSJは機密報告書を目にした複数の関係者の話として報じたが報告書は判断に対する「信頼度は低い」とも記されていた

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は同2月26日、ウイルスの起源が自然由来か研究所由来かについて様々な見解があり否定も確認もできないと述べた

サリバン補佐官はCNNの番組でバイデン大統領がエネルギー省傘下の国立研究所に対し、検証に参加するよう求めたと話した

この秘密報告書は確定的なものではなく検証の精度は高くなく、研究所が起原で広まったという可能性を示したにとどまる

問題の研究所は中国科学院武漢ウイルス研究所で新型コロナ発生当初から流出が疑われ、トランプ大統領は名指しで批判していた

その後WHO世界保健機関は武漢市などに調査団を派遣して調べたが、参加した研究者によると「飲み食いして案内された場所を歩いただけ」だった

WHOのテドロス事務局長は中国から多額の資金提供を受けていたと報道され、早期の幕引きを図り事実上発生源の調査をさせなかった

テドロス事務局長は最近も新型コロナウイルスの起原調査で中国政府に”協力”を求めたが、このような関係で真相が解明されるとは思えない

WHOなどの調査で最初の発生源は武漢市内の市場で野生のコウモリなどから人間に自然感染した事になっているが、多くの研究者は納得していない

海鮮市場から研究所までは約30キロで長江を挟んで市場は市街地、研究所は郊外の田舎に存在している

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真相は分からず仕舞い

研究所の建物は今も存在するがネット上の地図に研究所の記載がなく、周辺には民間企業や料理店や小学校がありすぐ横に高速道路が通っています

武漢研究所がウイルス発生源と最初に報じたのは米紙ワシントン・タイムズ(1月24日)と思われ、「武漢国家生物安全実験室」から漏れたウイルスの疑いがあると書かれていた

武漢国家生物安全実験室は2017年に完成した毒性の強いウイルスの研究機関で、エボラ出血熱やニパウイルス感染症などの研究をしていた

2017年に英科学誌ネイチャーのウェブサイトは「世界で最も危険な病原体を研究するウイルス実験室、中国で誕生へ」という記事を掲載していた

同記事によるとこの研究所は欧米先進国が高レベルの実験室を拡大したのに対抗したもので、中国の競争力を世界に示すために建設された

中国は2025年までに同様のBSL−4実験室を5〜7カ所設置する計画があり、2020年1月時点で2つあった高レベルウイルス研究所の一つだった

中国として国を挙げてウイルス研究に取り組もうとしていた矢先で、かなり野心的な実験も行っていたと考えられる

研究の過程でウイルスを培養したりより強力なウイルスに変化させたりもした筈で、それが室外に漏れる可能性がなかったとは言えない

この研究所から最初のウイルスが漏れたとしても中国が事実を公表する事はないし、外国に調査を許可する事もないでしょう

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