アジアの首脳はなぜ”こんな奴”に従うのか?
世界のほとんどでは独裁者による強い政治こそ正しいと考えられている
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画像引用:https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/-/img_ea881d25172f1fa94e655b046ab1ec6d168118.jpg



「我々」と価値観が逆転した世界

日本は日本と太平洋を中心とした地図、欧米はアメリカか大西洋中心の世界地図を眺めている。

こうした冷戦時代の「西側陣営」国からは中国とロシアがあるユーラシア大陸は、世界の果ての辺境に見える。

ユーラシア大陸で中国の西側を中央アジア、東南アジアの西側を南アジアと呼んでいる。

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中央アジアにはカザフスタンやウズベキスタン、南アジアはインド、ネパール、パキスタンなど馴染みの薄い国が並んでいる。

太平洋と大西洋沿岸が西側陣営だったのに対し、中央アジアや南アジアの多くはソ連の東側陣営で欧米と敵対していた。

冷戦は終了したがこうした国々では今もソ連や中国のような価値観が正常で、アメリカや日本が異常だと思われている。


太平洋沿岸以外のアジアのほとんどの国では、今も民主主義が無く軍事政権や独裁政権が権力を握っている。

資本主義と言えば政府を支配する資本家のことで人民の敵、良い資本主義というのは無い。

独裁だから悪い資本主義なのか、悪い資本主義だから独裁になるのかは分からないが、とにかく腐敗している。


トルキスタンとかネパールのような国は自律的な資本主義はなく、ロシアや中国が世界のすべてだと思っている。

こうした裏側の世界ではアメリカや欧州や日本は太陽系の反対側のようなもので、人々の価値観も違う。

アメリカが世界の経済力の7割を占めた時代ですら、中央アジアや南アジア、中東への影響力は限られていた。



反対側の世界では独裁国家こそ正しい

価値観が逆転した世界では軍隊が政府を支配したり独裁者が政府を作ることが正しく、民主主義は社会を混乱させると考える。

実際アフリカやインドで人々が完全に自由に振舞ったら、収拾のつかない混乱に陥ってしまう。

中央アジアには遊牧民が多いが、彼らはジンギスカンの時代とあまり変わらず、強いリーダーに従って行動している。


日本人から見ると北朝鮮の人々がどうして革命を起こさないのか、軍部や政府関係者はどうして金一族に従うのか不思議で仕方がない。

反対の価値観の世界では強力な独裁者が不満を抑え込んでこそ、正しい社会ができると考えている。

そう思っていないのは北米と欧州と太平洋沿岸アジアだけなのだが、強い経済力を持っているので自分たちが少数派なのに気づいていない。


中央アジアは長年ソ連の支配下にあったが冷戦でソ連圏が崩壊し、代わって「助けてくれたのが」中国という事になっている。

中国は気前よく武器や弾薬をくれるし、人権問題にうるさくなく独裁者に協力してくれる「良い国だ」という事になっている。

シリアのテロリストやアフリカの独裁者も、アメリカは空から爆弾を落とす悪い国だが、中国は無条件で武器を売ってくれる良い国だと思っている。


こうした地域では民主主義なんか混乱するからダメだというのが普通の考え方で、独裁であるほど強く正しいリーダーという事になる。

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